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花粉症の治療

花粉症花粉症は、I型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つで、植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。

症状はくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴です。

治療について

治療には症状を抑えることが目的の対症治療と、花粉症そのものの治癒を目指す免疫療法(皮下免疫療法・舌下免疫療法)があります。

 

対症療法

  • 症状がひどくなると炎症を抑えるのが難しくなる傾向があるので、できるだけ早期に当院をご利用ください。また、症状が出る前から予防的に薬を服用することを行う初期治療もあります。

免疫療法

  • 皮下免疫療法(注射)・・・ダニ標準エキス
  • 舌下免疫療法・・・シダキュア(スギ)、ミティキュア(ダニ)、アシテア(ダニ)

当院では、シダキュア、ミティキュア、アシテアによる舌下免疫療法を積極的に行っています。副反応を予防するため、内服開始する2週間前から抗ヒスタミン薬内服を推奨しています。

鼻炎合併喘息に対する舌下免疫療法は、ぜんそくへの効果(症状改善や使用薬剤(吸入ステロイド薬)を減らす)も認められています(アレルギー 70 (8), 2021)(https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/70/8/70_955/_article/-char/ja/ )。

 

※当院でシダキュア(スギ)の治療をお考えの方へ

現在、シダキュアの初回投与薬(シダキュア2000JAU錠)が不足しています。処方箋発行後、手元にお薬が届くまでに1〜4週間ほどかかる場合があります。

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